手作り化粧品、ハンドメイドコスメ等のアロマテラピーを楽しむ方法

• 芳香浴
• アロマバス
• アロマオイルマッサージ
• 手浴
• 足浴
• 吸入、温湿布、冷湿布
• ルームフレグランス
• 自然香水
• 手作り化粧品コスメ
• 手作り石鹸

エッセンシャルオイルを楽しむ方法をご案内します。

アロマバス（精油を用いた入浴）

アロマバスでリフレッシュしたい時は少し熱めのお湯で短時間入浴します。 リラックスしたい時は少しぬるめのお湯でゆっくりと入浴します。精油の量は普通のバスタブで、3〜6滴。スパイス系のものは少なめに。アロマテラピーオイルは直接バスタブに落とし、よくかき混ぜてから入浴します。次の人が入る時には3滴を追加します。ひとつかみの自然塩に精油を混ぜると、さっぱりタイプの入浴剤になります。しっとりタイプは、1回分5mlの植物性のオイルやミルクに精油を混ぜます。専門店では、精油を水に混ぜ合わせる為の乳化剤なども扱っています。 注意：敏感肌の方は、直接アロマテラピーオイルをバスに入れずに、乳化剤やキャリアオイルで希釈してからバスにいれてください。また、夜の入浴は大丈夫ですが、柑橘系一部のアロマオイルが肌に残ったまま日光にあたるとシミや炎症を起こすことがありますので注意して下さい。ベルガプテンという成分が光毒性をもち、このベルガプテンの成分比率が７％を超えると注意したほうが良い、といわれます。ベルガモットは注意したほうがいいでしょう。グレープフルーツやオレンジはベルガプテン比率は低いので、アロマテラピーバスにおいて安全であるとも言われます。ただ、個人差がありますので、その点はご注意ください。

芳香浴

空気中に香りを漂わせるアロマテラピーの方法を「芳香浴」と言います。精油は揮発性が高いので、どんな方法を用いてもその空間に香りが漂い「芳香浴」の状態になります。と言うより、そうならなければ「芳香＝アロマ」「療法＝テラピー」の意味になりません。基本的な方法として「アロマポット」（上部の容器にお湯を入れ、精油を数滴落として、下からロウソクで温め、蒸気とともに香りを発散させます）があります。これは火を使いますのでお子さまやペットがいるお家では、ロウソクを使わない電気で温めるタイプや細かい霧状に分散させるディフューザーを使うとよいでしょう。電球で精油を温めるアロマランプなどもあります。光と香りの癒しとして、非常にポピュラーです。

アロマテラピーマッサージ

アロマテラピーマッサージの方法は、精油を植物性オイルでうすめてマッサージオイルを作り、トリートメントしたりスキンケアに利用します。あまりベトつかず、使用しやすい植物性オイルは、ホホバ油、グレープシード油です。他にも色々な特徴をもったスイートアーモンド油など植物性オイルがありますので、専門店で相談しながらの購入をおすすめします。 これらのオイルを「ベースオイル」と言い、お好みのベースオイル10ml（さかずき一杯位）に、目的にあわせた精油を2〜3滴落として混ぜ合わせると、アロマテラピーマッサージオイルの出来上がり。すでに出来上がったブレンドオイルもよく売られていますので、これを使うと初めてでも簡単にアロマテラピーマッサージが出来ます。身体の不調や否定的な感情が長引くときは、医師の診察をおすすめします。

ルームスプレー

100ccの精製水をルームスプレーのための容器に入れ、精油を10〜15滴（最高20滴まで）落とし、よく振り混ぜてからアロマテラピールームスプレーとして使用します。上記の精製水のうち、純度の高いウォッカや無水エタノールを10〜30%の割合で加えると香り立ちや殺菌力が高まります。

蒸気吸入

洗面台や洗面器、ボウルなどに熱湯を注ぎ、精油を1、2滴落とします。頭からバスタオルをかぶり、蒸気が逃げないようサウナのような状態にして、5分〜10分位ゆっくり深く蒸気を吸い込みます。この時目は必ず閉じて下さい。起きあがれない病人の場合は、枕元に洗面器、ボウルなどを置くだけでもよいです。アレルギー性鼻炎や喘息の人がはじめて行う時は、短時間からはじめて徐々に時間を延ばしながら行って下さい。

手浴・足浴

手首や足首の上まで浸る洗面器やバケツを用意します。熱めのお湯（入浴よりやや高めの温度）を洗面器やバケツに注ぎ、アロマオイル精油を1〜3滴落として手や足を15分位浸します。冬場は、すぐにお湯がぬるくなってしまいますので、熱湯を足しながら行います。アロマオイル精油の香りを楽しみながら、ゆったりとした気分で過ごしましょう。好きな音楽を流しながら行うのもよいですね。

その他の簡単な方法

ティッシュ、ハンカチ、枕カバー、ポプリ、カーテン、ジュータンや熱湯を入れたコップに精油を数滴落として香らせるます。オフィスや外出先でもアロマテラピーが簡単にできます。お気に入りの精油を１、２本、常にバックにいれておくのもいいかもしれませんね。