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アロママッサージの方法、やり方
安全に高い効果を得ることができるアロママッサージの方法、やり方についてご説明します。ハーブから抽出されたエッセンシャルオイルには、ハーブに含まれる様々な薬効成分が含まれます。その成分をオイルと香りとともに体に取り入れることになるアロママッサージには、様々な効能、効果が生じます。
トリートメントの方法や手順は一般のエステサロンなどで行われているオイルマッサージのやり方と同じです。あくまでお客様のご希望にあわせての施術内容となります。そのため、お客様と施術前のカウンセリングはとても大事な時間です。カウンセリングのなかでお客様の心と体の状態、お客様に最適のエッセンシャルオイルのブレンドなどをご相談させていただきます。
- カウンセリング
- お客様に合わせた精油のブレンド
- エッセンシャルオイルを用いた香りの全身浴
- お客様の心と体の状態にあわせたブレンドオイルによるアロママッサージ
- お着替え
- ハーブティー
流れ、手順
足、足裏
冷え症にお悩みの女性のためにフルボディのアロママッサージでも足裏や足に対してのリフレクソロジーはしっかりと行います。足指は、しっかりと丁寧に揉みほぐしていきます。足の指先を手の指で挟むようにしっかりと圧を加えます。足指の間も、付け根まで丁寧にマッサージし、そのうえで足指の先までしっかり圧を与えることで、丁寧な施術を受けたと感じるお客様は多いのです。また、足首をやさしく掴み、足全体を足首を中心に右回り、左回りにそれぞれ数回、ゆっくり大きく回します。脹脛から足の甲、足裏にかけての筋肉やリンパや血管がストレッチされることで、筋肉の疲労の解消につながります。足裏のもみほぐしと合わせることで、むくみや冷えが改善するだけでなく、胃腸の働きが高まり、疲れが解消するだけでなく、施術後のスッキリ感が格段に向上します。足・脚のトリートメントでは、くるぶし、ふくらはぎ、内腿を指を用いた丁寧なケアで、固くなった筋肉をほぐしていきます。通常のエステでは、物足りないという女性にも喜ばれています。
背中
背中全体に手のひら全体をしっかり密着する感じで、ソフトにトリートメントオイルを広げていきます。そして背骨の両脇の筋肉の張りをロングストロークでマッサージ。体の毒素をリンパ節へ流し込むようにデトックスします。肩甲骨まわりは筋肉が固まってしまっている女性が多いため、手の平と拇指を使って解していきます。脇の下にはリンパ節があるので、そのまわりもやさしくほぐすことで、リンパの流れが良くなり、わき腹からバストの横のラインもすっきりします。そして耳の下、首、肩へのラインをマッサージ。硬くなっていることが多く、肩のコリや顔のむくみの原因となっていることの多い部位ですので、丁寧にトリートメントしていきます。
ヒップアップと仙骨ダイエット
ヒップのマッサージでは、ヒップアップと骨盤の中心である仙骨をほぐすことでの仙骨ダイエットがメインとなります。仙骨のゆがみにより、脂肪の下半身に脂肪が付きやすくなることがあります。仙骨をしっかり揉み解し、ゆがみの矯正をおこなうことで、下半身ダイエットの効果を期待することができます。仙骨は指をぐりぐりと回すように、刺激を与えていきます。ヒップの脇や腰とヒップの間のあたりは、手の平全体で、しっかりほぐしていきます。腿からヒップにかけ、撫で上げるように丁寧にトリートメントを行います。ヒップの筋肉の疲れと緊張がとれることで、ヒップアップにつながります。
ハンドとアーム
家事で酷使することも多い手は、やさしくいたわるように、包み込むようにマッサージします。また、パソコンのキーボード入力などで思った以上に負担のかかっていることもある指のケアも大事ですね。指は一本一本関節廻りの緊張をゆるめるように丁寧に、意外に凝っている掌も優しくほぐしていきます。手のひらは、親指の付け根をしっかりと圧を加え、もみほぐすと肩の疲れ、肩こりがすっきりします。ハンドマッサージは腕もしっかりケアしていきます。肘下の筋肉の緊張している張りをほぐし、二の腕も肉がだぶつきこともあるので、二の腕ダイエットとして、脇下をリンパドレナージュし、毒素をデトックスします。
デコルテ
デコルテの張りを取り戻すとバストアップにもつながります。でも、張りが強くなりすぎると、顔のむくみやや肩のコリにもつながります。しなやかや張りがデコルテに戻るよう、しっかりオールハンドでケアします。鎖骨を撫でるようにマッサージすることでリンパを開けるようにしてから、デコルテを丁寧にトリートメントしていきます。そうすると、デコルテの毒素がしっかりリンパに流れ込んでいきます。肩と首の筋を掌と拇指でほぐし、トリートメントします。鎖骨と副乳と言われる脇の部分はデコルテのポイントです。くすぐったいと感じるクライアントの場合は、指先でなく手の平全体でしっかりトリートメントするといいでしょう。また、首筋も手のひら全体を使って、鎖骨に向かってトリートメントしてください。顔のむくみがスッキリするでしょう。
フェイシャルマッサージ
フェイシャルマッサージはメイクを綺麗に落としてから行います。肌刺激の少ない精油を用いますが、濃度はボディに比べ、低い目に調整いたします。キャリアオイルもクライアントと相談し、刺激の少ないものを選びます。ホホバオイルを用いるエステサロンは多いいようです。また、ヨーグルトなどの自然素材を利用してのピーリングもアロママッサージの効果を高めます。頭が重い、というクライアントには、こめかみを強く刺激すると、スッキリされると思います。
ヘッド
最後に、肩から首、耳の後ろ、ヘッドにかけ、指で順に ほぐすことで、重い頭もスッキリ。精油は使わず、頭皮とともに、こめかみ も ほぐす ことで、頭に心地よい刺激を与えます。髪の毛をゆっくり引っ張るのも効果のあるトリートメントの手法です。髪型が相当乱れるため、仕事帰りでお家に直行という方や、ご自宅での出張マッサージなどの場合にヘッドもご希望される方が多いようです。
アロマオイルを用いたリンパマッサージの方法
リンパマッサージとはリンパの流れを改善し、デトックスを促進するマッサージですが、アロマオイルを用いるとダイエットや足のむくみ等に大きな効果があります。リンパマッサージとデトックス効果の高い精油を組み合わせることで、デトックス効果をより大きくすることができます。また、施術の前に精油を用いた全身浴を利用すると、飛躍的に効果が上がります。
デトックス効果の高い精油（エッセンシャルオイル）
- グレープフルーツ
- リンパ系を刺激して、毒素を排出するといわれます。柑橘系の香りが人気。
- ジュニパーベリー
- 腎臓に働きかけて利尿効果をもたらすといわれます。バスタブに1〜2滴落としてもいいし、トリートメントにもオススメです。呼吸も深くしてくれるまさにデトックス オイルの代表格。
- スィートフェンネル
- 独特な香りが印象に残るスィートフェンネル。古くから消化器系の働きを高める（特に便秘改善）ために使われてきました。1滴でも十分です。
- ゼラニウム
- ゼラニウムは腎臓の機能を刺激して利尿効果をもたらすといわれます。芳香浴、トリートメントいずれにも使いやすいオイです。デトックス効果の他にも女性ホルモンのバランスを調整する効果が高いと言われます。
- ブラックペッパー
- 体内の毒素を出すと昔から使われてきました。便秘の改善と共に、利尿効果も期待できます。冷え症にも効果の高い精油です。
- ペパーミント
- 便秘に効果を発揮します。お腹のオイルトリートメントはいかがですか。但し、香りがたいへん強いので他の精油とのブレンドが難しい精油です。
- ローズマリー
- 古くから肝臓の機能を高めるハーブとして活用されてきました。オイルトリートメントに向いています。血の巡りも改善するといわれます。また、古くからその美肌効果も有名です。
オイルトリートメントにつての一般的な情報
オイルトリートメントについての一般的な知識をお知りになりたい方は、以下をお読みくださいね。方法や効果についてご説明いたします。
トリートメント技術や手技
エッセンシャルオイルをトリートメントに利用することによって、エッセンシャルオイルのもたらす心地よさや効果を最大限に実感できるのがアロママッサージです。血液やリンパ液の循環を活発にするだけでなく、エッセンシャルオイルの有効性分が直接、皮膚から吸収され、新陳代謝を促します。テクニックには下記の方法があります。精油を皮膚に浸透させるために、ゆっくりと呼吸に合わせます。主に軽擦法でマッサージしますが、力の入れ過ぎや叩き過ぎ、擦り過ぎなどは皮膚に刺激を与えてトラブルを引き起こしやすくなりますので、注意しましょう。
- エフルラージュ
- 軽擦法・・・・・・・・・撫でさする
- ペトリサージュ揉捏
- 圧迫法・・・・・・揉みほぐす
- フリクション
- 強擦法(圧迫法)・・・・・・強くさする
- パッパーション・ムーブメント
- 叩打法・・叩く（タポートマンとも言う）
- 血液循環とリンパ液循環を促し、疲労や不調の原因となる体内の老廃物を取り除き ます。
- 内分泌を高めて、消化器系器官の働きを正常にします。
- 頭痛、肩こりの緩和と予防になります。
- 神経系をなだめ、疲労回復に役立ちます。また、深い眠りを得ることで、不眠症を 防ぎます。
- 循環系を調整し、高血圧を抑制します。
- 気管支の炎症や粘膜の炎症を鎮め、呼吸器系の不調を軽減してくれます。
- 脳内ホルモンのエンドルフィンやエンケファリンの分泌を高め、免疫系を刺激して抵抗力を高めます。
- 不感症の改善
- セックスレスなどのカップルのコミュニケーションの改善
- 体調、症状によっては避けた方が良い場合があります。
- 発疹・潰瘍・火傷・おでき・腫れ・打ち身・ねんざ・じん帯損傷・骨折・熱・感染によ る病気・静脈瘤のある箇所・血栓症・静脈炎など。
- 関節炎やリウマチ痛で、腫れや痛みがある場合。
- 心臓病や癌などの重病の場合、妊娠中の人は医師の許可を得てください。
- 敏感肌の人は必ずバッチテストをしてください。
- クライアントには体の汚れや汗をシャワーなどで流しておいていただきます。
- セラピストの爪も清潔に短く。手は清潔に洗い、温めておきます。
- 部屋の換気をよくし、冬は温かく、夏は涼しくして快適な温度を保ちます。
- クライアントの体の露出部分が冷えないよう大きいバスタオルを用意しておきます。
- 椅子やベッドを利用する場合は硬い方が適しています。
- 治療室ムードというより落ち着いたリラックススペースという雰囲気の部屋で音楽 など聞きながら行うと効果的です。
- マッサージを中断しなくてよいように携帯電話はマナー又はオフに。
- 施術の前に時間があれば、始める前には必ず準備ストレッチをしましょう。
- 床に横たわり、大きく深呼吸をしてリラックスします。横隔膜に空気を一杯吸い込んで鼻から吐き出します。
- 片足ずつ胸までよく屈伸させ、3回繰り返します。
- 両膝を抱え込むようにして屈伸を3回繰り返します。
アロママッサージの効果と効能
オイルトリートメントの注意点
セラピストが施術の前に行うべき準備
アロママッサージの効果を高める
アロママッサージが終わったらオイルは拭き取らず、そのままにします。精油の有効成分が効果的に体内を流れるように、8時間以上拭き取らないのが原則です。こうすることによって身体も脳も柔軟になり、より高い効果が得られます。
トリートメントオイルをご自身で作るときの注意点
ご自分でトリートメントオイルを作る場合は、エッセンシャルオイルをホホバオイルなどのキャリアオイルに２％以下の濃度になるよう希釈します。お顔に使用する場合には１％以下をおすすめします。
キャリアオイル50mlに対して、エッセンシャルオイル10滴で１％の濃度です。（１滴は0.05ml） 作ったトリートメントオイルは遮光ビンに入れて保管し、一ヶ月ぐらいで使い切るようにしましょう。
精油への理解を深めていただくために.......
香りで心と体を癒す精油を用いたオイルマッサージのやり方、方法、効果、効能についてご説明いたします。
- アロマオイルマッサージとは・・・
- 香りの精油を使った手技療法がアロマオイルマッサージということになりますが、ここで使用する香りのオイルはハーブから抽出されたエッセンシャルオイルといわれる自然の純度100％の精油に限られます。
- アロマテラピーのその他の楽しみの方法方・・・
- 手作り化粧品、ルームフレグランス、ハンドメイドコスメ、手作り化粧品など、アロマテラピーではエッセンシャルオイルを様々に活用します。
- 男性セラピストによるアロママッサージ
- 男性セラピストによるアロママッサージは癒し効果がとても高いと言われます。私たちサークルには女性セラピストと男性セラピストがいます。ご希望に従い、ご予約を調整させていただきます。出張マッサージでも横浜・東京エステでも男性セラピストによるアロママッサージをお受けできますが、女性セラピストによる施術は横浜エステのみでの対応となります。
- 美容・エステの関連語
- 美容やリラクゼーション、エステ、ボディケアはじめ精油の活用される様々なシーンでの用語を集めました。